相変わらずブログをちっとも書いてません、mitsuです。
あっという間に過ぎ去った2021年度。塾は新学年(新3年)のカリキュラムが始まりました。
というわけで、忘れないうちに今年度の振り返り(?)を。
小2の1年間、家庭学習で使ったドリルの記録です。
小1からの方針転換
小1のドリルは最レベを筆頭に割とガチガチのラインナップで、かつ年長時代の残りも解いていたので時間がかかっていた娘。
集中力ももたないし、どうしようかなと思っていました。特に国語。
母と相談の結果、国語は一旦ドリルより読書に時間を割くことに。
算数も、本人が負担なく続けやすい形式のものに変更しました。
ドリルが終わらない→集中力が切れる→態度が悪くなる→叱られる→自由時間がなくなる、の負の連鎖が続いていたので、これは続けても意味がないなと。
ピアノも同様に「弾けない→集中力が切れる→態度が悪くなる(ry」になりがちなので、せめてドリルはこの悪循環を変えようと思いました。
小学2年生で使用したドリル
算数
ひとりで学べる算数 小学2年生
2年生の前半に、学年相当レベルの家庭学習の柱として使いました。
1日1枚(両面)で進めましたが、スモールステップで娘も抵抗なく取り組めたようです。
タイトル通り、子どもひとりでも取り組める難易度なので学童や学校で自習時間がある子にも向いていると思います。
問題集というよりは参考書に近いニュアンスです。
こぐま会 ひとりでとっくん
「ひとりで学べる算数」だけでは問題が足りないので、「長さとかさ」「時間と時こく」「三角形とはこ」はこぐま会も併用しました。
基礎が中心であまり計算問題などはないのですが、2年生前半に丁寧に基礎を固めたので、後半になって陰山徹底反復の単位を始めてもスムーズに進めることができました。
地味ですが基礎を固められる「ひとりでとっくん」、好きです。
陰山メソッド 徹底反復 ニガテ克服シリーズ
百マス計算で有名な陰山メソッド。我が家の計算ドリルの主軸です。
使用しているのは以下の6冊。
- くりあがりくりさがり(たしざんひきざん)
- かけざんわりざん
- 単位
- 小数
- 図形
- 分数
毎日6冊取り組んでいるわけではなく、進度も様々です。「今はここまで出来れば充分だな(もしくは、これ以上はまだ無理だな)」と思ったものはお休みしているので、1日に取り組むのは大体3~4枚。図形なんかは最初の数ページで止まっています。
「全問正解で目標タイムをクリアするまで同じプリントを解く」「このシリーズに限り、どんなに字が汚くても可。消しゴム不要」ルールで進めているので、1回でクリアする時もありますが先へ進めず詰まる時はとことん詰まることも。
それでも、タイムが着実に縮んでいくのでムスメにも手ごたえがあるようです。
陰山メソッド たったこれだけプリント 3年生
2年生範囲の算数の柱は『ひとりで学べる算数』でしたが、3年生範囲は『たったこれだけプリント』にしました。
ひとりで学べる算数もよかったのですが、自学を目指せるというコンセプトなだけに絶対的にスモールステップなので、もう少しコンパクトに進めていきたかったのが理由です。
徹底反復は新単元のポイント解説が簡潔なので(ニガテ克服シリーズと銘打つだけあって既習者向け?)、徹底反復の1~2年生範囲を解く→たったこれだけの該当単元を読む→たったこれだけを解く→徹底反復に戻る、の流れで進めています。
あまりガッツリ先取りする気はないので、徹底反復の範囲外の内容は最近になってから、土日にさらっと触れる程度です。
きらめき思考力パズル
きらめき算数脳は負担が大きいようだったので、1年生の途中から思考力パズルに切り替えました。
- きらめき思考力パズル 数センス 2-4年生(入門編・特訓編)
- きらめき思考力パズル 図形 2-4年生(入門編)
思考力パズルは1-3年生向けと2-4年生向け、さらにそれぞれの学年別で入門編・特訓編があります。
1-3年生の入門編・特訓編は数センス・図形ともに1年生の時に終わらせたのですが、図形の特訓編の最後の方でかなり苦戦していて。
2-4年生の入門編に入ってからも、数センスはひょいひょいと解くものの図形は「わかんない~~!!!!」と大泣き連発だったので、数センスはドリルに直接書き込み、図形はコピーを取って周回しています。
サイパー思考力算数練習帳シリーズ
- 比較・順序・線分図(小2レベル)
- どっかいざん2(たしざん・ひきざんはんい)
- 点描写
- 四角わけパズル(初級・中級)
点描写はノリノリで取り組んでいたのですが、四角わけパズルの中級が途中で止まっています。私は四角わけパズル大好きなんですが、ムスメに拒否される…。
どうやらムスメにとって徹底反復やきらめき思考力パズルより負担が大きいようで、実はサイパーは食いつきがあまりよくないです。(徹底反復より頭を使い、きらめきより地味だから…?)
でも、順序が苦手なムスメには『比較・順序・線分図』がとても力になりました。
3年生になって徹底反復ときらめきの量が減ったら『和差算・分配算』をさせたいのですが…ちょっと様子見です。
国語
斎藤孝のこくごの教科書
今年度一番のオススメがこちらでした!
正直こんなに音読で成果が出ると思いませんでしたが、結果は歴然。
助詞の使い方がうまくなり、修飾語の問題も間違えなくなりました。
文章・文節の区切りや文章の構成について、音読で自然と身に着いたようです。
フォロワーさんからの評判がよくて試してみたのですが、大正解でとてもありがたかったです。
全学年版も購入済みですが、今はまだこちらの音読をしています。
徹底反復 二年生の漢字・三年生の漢字
漢字も陰山式を使用しています。最初に読みを覚える方式が我が家には合っていました。(ムスメ、タイムアタックに燃えるタイプですw)
二年生の漢字を中心に、前半は一年生、後半は三年生も並行しています。今は三年生の漢字中心です。
漢字は同じ学年の内容を学校・ドリル・サピの3ヵ所でバラバラの順番に取り組むことになるので、選定についてあまり色々考えませんでした。
どんなに怠けても1年の中で最低3周、実際は復習テストの範囲やドリルの周回、夏休みのテキストでそれ以上に取り組むことになるので、使い勝手や食いつきが良いと感じるものなら何でもいいかなと。
出口式 はじめての論理国語/出口汪の日本語論理トレーニング
1月までの国語の家庭学習は、こくごの教科書と漢字、サピのテキストのみでした。
私も母も、読書が好きで国語のテストで困ることがあまりなかったタイプ。
読み聞かせと読書が好きならそれなりになんとかなるだろうと思っていたんですよね。
ところが、1月の組み分けテストが大惨事。
国語も酷かったのですが、算数で問題を読めていないミスが多発して、これは方針を変える必要があるのでは…? と考えを改めました。
学年相当レベルということで『出口式 はじめての論理国語 小2レベル』に取り組んだところ、どうにも理解が心もとない状態(母談)だったので、日本語論理トレーニングを小1から、基礎編・習熟編・応用編すべて取り組んでいます。
さすがに小1はガツガツ進めたようですが、小2の方は様子を見ながら進めていくそうです。
小3の家庭学習ドリル予定
国語が想定外なことになっていますが、算数は明らかに量が不足している図形以外はそこそこ成果が出ているので、基本方針は変えない予定です。
定番のマスター1095題も実は買ってみたのですが、意図するところがサピの基礎トレと被るかなと思ったので今使うのは止めました。今後使うかな…どうだろう。
サピの保護者動画で「計算と漢字は家庭学習でしっかり取り組んでください」と言われていて、実際かけ算の導入はさら~っと終わっていたようなので、図形以外の徹底反復はなるべく進めておいた方がいいなと思っています。(図形は焦っても逆効果になりそうなので、じっくりの方針です)
この辺り、幼児期からくもん式で進めていた子は早いんだろうな~と思いつつ。
我が家はタイミングを逃してしまったので、粛々と徹底反復に取り組もうと思います。